みょうがの切り方や保存方法!栄養を逃さず摂れる食べ方は?
タマネギやキャベツのように、広く知られているわけではない「みょうが」。
よく分からないけれど薬味にするとおいしいから、なんとなーく細かく切って、添えて…。
そんなもったいないこと、していませんか?
調理方法次第で美味しさや栄養成分がグンと変わる、みょうがのイロハをご紹介します。
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みょうがの選びかた
みょうがの美味しさを最大限に味わうには…
それは、スーパーや八百屋さんなどで選ぶときから勝負は始まっています!
鮮度が低いと、あの独特の苦みや風味が全然違うんですよ。
選ぶコツとしては、
色ツヤが良くハリがあり、ずんぐりと重く丸みがある実が新鮮な証。
みょうがの先のほうがしまっているものを選びましょう。
ややピンクがかっているものがよく、実際に触ってみてフワフワ柔らかくないものが◎。
難しいことは覚えていなくても、プリッと丸くて、固いもの。そしてピンクっぽいもの。美人さんなほど、新鮮ってことですね!
つぼみがあったり黄色い花が開いたものや、大きすぎるみょうがは、味が落ちていることが多いので、避けるようにしましょう。
みょうがの切り方、栄養を逃さないコツ
みょうがって、どのようにカットされているイメージがありますか?
繊維にそって縦に切るせん切り、繊維を断つ小口切り。
なんとなく、せん切りを見ることが多いから、せん切りが正解??
ノンノンノン。実は、どちらでも正解です!!!
料理に合わせて使い分けることで、美味しさもグッとアップするし、お料理の幅も広がりますよ♪
「せん切り」は、大きめの具材や、せん切りしたきゅうりなど細長い具材と相性◎。
箸にかかりやすいし、食感も邪魔しません。
それに、せん切りみょうがって、なんだかオシャレな感じがします♪
切り方は、みょうがをさっと洗ったあとに
①根本を少し切り落としてから、縦半分に切る(先端が乾いていたら切り落とす)
②切り口をまな板につけて、繊維にそってできるだけ細く切る
「輪切り(小口切り)」は、細かく仕上がるので具材と絡みやすいのが特徴。和え物やごはんものなど、みょうがを料理全体にからませたい時にオススメです。
切り方は、せん切りと同じようにさっと洗ったあとに
①根本を少し切り落としてから、端からできるだけ細かく切る。
②水にさらす際、箸でみょうがをしっかりとほぐす
みょうがを生で食べる時は、アクが強いのでアク抜きをします。
方法は、刻んだみょうがを、水にさらしておくだけ。
コツは水にさらす時間を短時間にすること!10秒くらいでOKです!!
せっかくの風味や辛味が逃げてしまいます。
みょうがの辛味成分には抗菌作用や毒を制する働きがあるほか、カラダの熱を冷ましてくれたり、口内炎やのどの痛みにもいいと言われているので、逃げちゃうともったいない!!
とにかく、「サッ」と。これがコツですよ。
でもみょうがの辛味がニガテな場合は、もう少し長くさらしてくださいね。
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みょうがの保存方法と使い方のコツ
スーパーなどで1パック買ってきたみょうがを1食で使い切るのは難しいですよね。でも間違った保存方法だと、みょうがの良さが半減してしまいます!
ちょっとした事で、手間もかからないので、ぜひ覚えていてください♪
使い切れなかったみょうがは、乾燥しないようにラップか袋に包んで冷蔵庫の野菜室に入れておきます。
そのまま4~5日は持つのですが、なんてったって、みょうがの一番の魅力は香り。
香りが失われないように、なるべく早く食べましょう。
すでにカットしたものが余ってしまった場合は、ラップでピッタリと包み、冷蔵庫に入れておきます。これも早めに食べるのが◎。
ただ、どーうしても!冷凍したい場合は冷凍してもOKなのですが…
みょうがの独特の風味やシャキシャキした食感が弱まってしまうのであまりオススメはできません。
冷凍した物はお味噌汁に入れたり、炒め物などに使いましょう。
ちなみに、みょうがの香りは揮発性が高いので、使う直前に刻むのがベスト。
明日もみょうがを食べるから、今日のうちにカットしておけば時短ね~♪なんて気持ちも分かるのですが…!
刻んで時間が経つと、これまた風味が逃げてしまうのです。
繊細なみょうがちゃん、ベストな状態で味わってあげてくださいね♪
みょうがの食べ方まとめ
みょうがって、意外と繊細な食べ物ですよね(笑)
でも、みょうが初心者さんはすべて守ろうと神経質にならなくてもOK!
「めんどくさいなぁ」って思っちゃうと、食べなくなるのが人間の性です…
ただ、頻繁に食べてみょうがの美味しさにどんどんハマッていくうちに…
おそらく、自然と「より美味しく!」と追求したくなるハズです!(笑)
気軽に、でもせっかくならもっと美味しく♪みょうがライフを楽しんでくださいね!
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