京都祇園祭 、2015年の日程や見どころは?歴史や由来を知ってさらに楽しもう!
京都の祭りといえば、やはり祇園祭を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか??
でも、実は詳しいことはあまり知らない…という方もいるかもしれません。
今回は、そんな祇園祭のあれこれをご紹介します!
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■祇園祭の始まりは…?
1000年以上前(清和天皇の時代)に、当時流行っていた疫病を鎮めるために「祇園御霊祭」が行われたのが始まりとされています。
平治の乱、応仁の乱などで何度も中止したことがありましたが、明応9年に、町衆によって再開され、山鉾の飾りや外観などに豪華絢爛な装飾が施されるようになり、今の祇園祭へと受け継がれてきました。
「一向一揆」の際、幕府が神事停止を命じた際も、町衆は黙っておらず、山鉾を動かしたとも言われています。
現在の「山鉾巡行」はこのことから始まったことなのかもしれません。
山鉾自体も、いわゆる「京都の三大大火」(宝永の大火・天明の大火・天治の大火)で多く焼失したという経緯があります。
そのたびに長い年月をかけて復興してきましたが、応仁の乱の前に58基あった山鉾は、現在は33基となっています。
■2015年、日程は?
京都の祇園祭りは、八坂神社を中心に京都市内で1か月行われています。(7月1日~7月31日)
しかし、毎日お祭り騒ぎ!というわけではありません。
今回は、メインの行事の日程をご紹介します。
<前祭>
山鉾巡業…7月17日
前祭宵山…7月14日~16日(歩行者天国は15・16日のみの予定)
20基を超える山鉾が練り歩く光景は圧巻です!
<後祭>
山鉾巡業…7月24日
後祭宵山…7月21日~23日(歩行者天国はなし)
2014年、150年ぶりに復活した後祭。
露店などもありませんし、山鉾の数も前祭より少なくなりますが、じっくりお祭りを楽しみたい人には、人出も比較的少なくおすすめかもしれません。
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■祇園祭の見どころは?
なんといっても醍醐味は「辻回し」ではないでしょうか。
山鉾が交差点で方向転換するたびに、歓声が起きます。
事前にコースを確認して、曲がり角での観覧スポットをチェックしておきましょう♪
また、後祭には「大船鉾」が巡業します。
その名の通り、船の形をしたもので、後祭復活のきっかけとなったと言われています。
かなりの迫力があるので、この機会にぜひご覧ください!
山鉾巡業の際には、「有料観覧席」も用意されているので、詳しくは公式ホームページでチェックしてみて下さいね♪
そして忘れてはいけないのが「宵山」です。
前祭・後祭ともに、山鉾巡業の前日に夕方から行われ、山鉾がたくさんの提灯で灯されて幻想的な雰囲気を演出します。
屋台については、今のところ詳しい期間はわかっていませんが、前祭宵山が行われる7月15日・16日と思われます。時間は18時~23時頃までです。
おいしいものを食べながら、ぜひ祇園祭を堪能して下さい♪
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